エアプランツ (Tillandsia)

エアプランツの育て方

【学名】Tillandsia (ティランジア)

【科・属名】アナナス科 ティランジア属

【グアテマラ/コロンビア他】

木の枝や岩石に着生し、空中で生育している様に見えることからエアープランツと呼ばれています。

土が必要ない事からアイデア次第で様々な飾り方をお楽しみ頂けます。

また上手に育てて頂く事でやがて花を咲かせる事も可能です。

エアプランツ飼育に大切なのは「日光」「水」「風」です。

【置き場所-室内の場合】

風通しの良い窓際などの明るい場所。

日光と同じくらい大事なのが風通しです。 風の流れがある場所(空調の風はNGです)

サーキュレーターなどで風を回しても効果的です。

【置き場所-屋外の場合】

4月頃~10月頃までは外の直射日光の当たらない場所でも管理可能です。

ベランダや軒下で、強い日差しが入らない場所は育成には最高の場所です。

万が一日差しが入る場合は遮光ネットなどの下で管理してください。

10月後半~3月頃までは室内管理をお勧めします。(目安は気温10℃を下回った場合は室内管理)

【水やり】

霧吹きやソーキング(長時間水に浸す方法)の2通りあります。

霧吹きは週に1回程度、株全体がしっかり濡れるまで行って下さい。

冬場は2週間に1回程度で大丈夫です。

屋外管理の場合は自然の雨も効果的です。

ソーキングは月1回~2回程度(冬は月1回で十分です)バケツや桶などに水を溜めて、その中に株を浸けて

2~3時間程度浸けて下さい。 葉の乾燥が強い場合は5時間~6時間程度浸けても大丈夫です。

普段の管理のコツを覚えて頂ければソーキングは必要ない場合も御座います。

水やり後は株の中心に水が溜まらないようによく水を切ってから、特に風通しの良い場所で

自然乾燥させて下さい。 外に出してあげると乾燥も早いです。(その際も直射日光は避けて下さい)

流木などに付けてあげると自然界に近い環境下で着生(根を張る)事も可能です。

着生するとより成長がよくなりますので、是非チャレンジしてみて下さい。

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